Shopify(ショッピファイ)とは?会社の歴史・日本進出の背景から特長、料金体系まで

最初の投稿にふさわしく、Shopify(ショッピファイ)についての基本をまとめます。
運営者である私、呉(くれ)についても簡単に自己紹介をさせていただきます。
私のことはどうでもいいから早く本題に入りたいという方は、目次から「Shopifyとは?」へ飛んでください。。

自己紹介:D2Cに取り組む経営者

このブログを運営している私は呉(くれ)と申します。
2017年頃から海外メーカー、海外ブランドとの取引をして商品を輸入し、クラウドファンディングやECモール、自社ECなどを活用しながら日本国内で販売する事業をメインに取り組んでいます。

この中でも自社ECの部分でこれまでに様々なECカートシステムを利用してきました。
私より遙かに経験豊富な方もいらっしゃいますが、大なり小なりEC事業に関わってきた身としてShopifyとの出会いは衝撃でした。
私が本格的にShopifyを導入し始めたのは2019年からです。会社で独占販売契約を結んでいる海外ブランドの日本公式ストア立ち上げにShopifyを利用しました。

現在もそうですが、私のモットーは「プレイヤーでありながら情報発信をする」ということです。
このブログよりもっと前から輸入事業や物販ビジネスに関するブログも運営していますが、それも同じです。
Shopifyに関しても、ただ調べて分かることのアウトプットだけではなく、実際にShopifyを運営する立場だからこそ経験したこと、課題だったこと、あるいは悩んでいることなどをアウトプットしていきたいと考えています。

繰り返しますが私より経験豊富で実績も出している事業者様はたくさんいらっしゃいます。それに比べれば私はショボい。
でも、これからShopifyを使いたいと考えている方、あるいはShopifyの名前すらも知らない方に比べれば少しだけ先を行っている自負はあります。
別に誰かと競うわけでは無いですが、私のような立場でも少しはお役に立てることがあればという想いでブログを立ち上げました。

また、現実的に自分自身がShopifyを使いながら困ったことを検索したときに、まだまだ情報量が少ないのも事実です。
日本でShopifyの情報量が増える一役を担えれば、そのような想いもあります。

Shopifyとは?

私の自己紹介はこのくらいにして、本題に入ります。

カナダ発のスタートアップ

Shopify(ショッピファイ)はカナダの首都オタワに所在するECカートシステムを世界展開している企業です。
2006年、スノーボードを作っていたTobi氏は自分のスノーボードをオンライン販売するためにECカートを探していました。しかし、なかなか納得のいくECカートが見つからなかったため、「だったら自分で作ってしまおう」と一念発起してShopifyを立ち上げたそうです。
立ち上げ当初の3~4年はTobi氏を含めた2~3名でShopifyの構築を進めていったとのことです。

Shopify現在の規模

アメリカをメインターゲットにスタートし、英語圏であるカナダ、イギリス、オーストラリアと展開したShopify。
2019年時点で社員数は4,000名、流通額10兆円、世界175ヵ国で820,000店舗が運営されています。

今や世界にも広がるShopifyですが、英語圏以外で優先しているグローバルマーケットが3か国あります。

それがフランス、ドイツ、そして日本です。

Shopify Japan立ち上げ

日本上陸となるShopify Japanの立ち上げは2017年頃のことだそうです。

海外発のスタートアップベンチャーであることから、日本では当初「越境EC向けカートシステム」という立ち位置でした。海外標準の仕様であるため、日本から輸出する際の販売に向いていたからと推測されます。

管理画面は日本語対応が追いついておらず英語がほとんどだったため、グローバル展開の意識が強い事業者ではないとハードルが高いECカートシステムと言われていました。しかし、ここ数年で日本展開を急速に拡大し、徐々にメディアでも取り上げられるようになっています。

実際にShopify Japanが発足した2017年の日本国内における店舗数は+300%、2018年店舗流通額の成長率は+100%
日本法人によって日本語対応が急速に進み、管理画面や基本機能が日本語で使えるようになったことが大きな要因と言えます。

ちなみに日本での販売トップ業界はアパレル・ファッションとのことです。

余談ですが、ブログサービスで知られるWordPressのVer.1.2リリースが2004年のことですので、2017年に日本上陸したShopifyはまだ2年ちょっとの話です。いかにスピード感を持って展開しているかがうかがえます。

Shopifyの特長

なぜShopifyが全世界で、そして日本でも浸透してきたのか?

具体的な事例や機能面の深掘りは今後の記事で詳しくアウトプットしていきますので、ここではShopifyの主な特長を6つピックアップしていきます。

標準機能は必要最低限・アプリでカスタマイズ自由

Shopify(ショッピファイ)の最大の特長は運営者ファーストの設計だと断言できます。
一口にECサイトと言ってもブランドや商品によって千差万別。当然、運営者の考え方や方針によっても利用したい機能や見せたいデザインは様々です。
Shopifyはカスタマイズしてもらうことに重きを置いているため、標準実装されている機能は必要最低限です。

もちろん標準機能だけでも販売はスタートできますが、例えばカート落ちした人にステップメールを配信したい、アクセスしたユーザーの行動を分析したい、といった店舗運営者の「これやりたい」という施策に合わせてShopify App Storeからアプリを探し、導入できます。

これは後程Shopify App Storeの項目で詳しく解説します。

マルチチャネル販売が可能

ECカートシステムなのでオンライン販売が出来ることは当然として、ShopifyにはPOSシステムの導入もできます。専用端末は不要で、Shopifyアプリをパソコンやタブレット、スマートフォン端末に導入することで実店舗での販売管理が可能です。

実店舗が無くてもポップアップストアやイベント出店など、何かとオフラインを活用することもブランド展開においては重要ですので、ありがたい限りです。

商品の拡張性と運営コスト(料金体系)

Shopifyには商品点数やSKU数の制限は一切ありません。
単一ブランドの1商品展開でも、セレクトショップのような他品数展開でも運営コスト(利用料金)は同じです。

気になる運営コスト(料金体系)は3種類。
いずれも月額制で

ベーシック:29ドル、スタンダード:79ドル、プレミアム:299ドル
となっています。
ベーシックプランの29ドルですべての機能が使えますので、基本的に月額29ドルと考えておけば良いでしょう。

逆に言えば月に約3,000円ちょっとで本格的なECサイト運営が可能です。

他に掛かる運営コストは必須が決済手数料、任意で有料テーマ、有料アプリとなります。

決済方法と決済手数料

Shopifyで利用できる決済方法は以下の通りです。

  • Shop Pay(Stripe)【標準】
  • GooglePay【標準】
  • ApplePay【標準】
  • Amazon pay
  • Paypal
  • Alipay
  • bitpay
  • 携帯キャリア払い
  • KOMOJU(コンビニ払い、銀行振込)

Shop Pay(旧Shopify Pay)が標準搭載されており、組織情報などを登録するだけですぐに利用可能です。クレジットカードVISA/MASTER/AMEXが利用できます。裏側ではStripeの決済システムを使っています。
クレジットカード決済の導入はECサイトにとって必須ですが、他のカートシステムでは審査に時間が掛かることも珍しくありません。Shopifyならスタンダードプラン以上で利用開始していれば、前述の通り会社情報などを登録するだけで即日利用可能となります。

その他の決済方法は必要に応じて連携が可能です。
ちなみに私のストアではPaypal、Amazon pay、KOMOJU(コンビニ払い、銀行振込)を導入しています。

決済手数料はサービスによりますが、おおよそ3.4%~となります。
Amazonや楽天市場といったECモールでは10%~20%の手数料が発生しますので、集客力の違いがあるとは言え、利益率に大きく関わる重要な要素です。

高品質なデザイン

Shopifyには専用のテーマストアが設けられています。
テーマとはデザインテンプレートのことで、有料と無料があります。
無料テーマはShopifyが公式に提供しており、無料とは言っても十分な高品質、使いやすいデザインです。

特にこだわりが無ければ、まずは無料テーマで全く問題ありません。
ある程度運営してきてもっとカスタマイズしたければ有料テーマにしてもいいでしょう。
有料テーマは買い切りなので、一度購入すればそれ以降のコストは掛かりません。

どちらにしてもHTML、CSSの知識は不要です。セクションごとに設定できるのでドラッグアンドドロップで直感的に簡単に構築できます。
もちろんHTML、CSSの知識があればカスタマイズも可能なので、無料テーマに自分でCSSを充ててオリジナリティを出すのもアリです。私も現時点では無料テーマに一部CSSを充てて対応しています。

Shopify App Store

スマートフォンを買った後、初期設定では電話とメールが使えるくらいで、そこにLINEやFacebookといったアプリを追加して使いやすくすると思います。それと考え方は全く同じで、Shopifyはアプリを追加導入していくことで真価を発揮します。

Shopifyアプリを突き詰めていくことこそ、Shopify運営における肝と言っても過言ではないでしょう。
このブログでも出来る限り多くのアプリを紹介していければと考えています。

Shopifyアプリは有料と無料があります。有料アプリの場合は月額課金が多く、だいたい5~10ドルくらいが多いです。
また有料アプリでもお試し期間を設定しているアプリも多く、例えば1週間利用して良ければ課金、使いにくければ削除という使い方ができます。

アプリ開発者にとっても良いアプリを提供すればサブスクリプションで継続収益が入りますので、真剣です。

ストアで実現したい施策や機能をアプリで探し、簡単に導入と検証ができる
良ければ課金してでも使い、微妙なら削除する。

この繰り返しでストアを成長させることが出来ます。

Shopify運営のコストと強み

最後にまとめとして、Shopifyを運営する際のコストと強みをまとめます。

Shopify運営コスト

ここでは実際に私が運営しているShopifyでのコストを算出しました。

運営コスト
月額費:29ドル
決済手数料:2.75%~
テーマ:無料
アプリ:約50ドル(有料アプリを4つ利用)
合計:約80ドル(約8,100円)

運営コストとしては何と1万円掛からずにECサイト運営が出来ています。
本格的なECサイトを運営しようと考えたら数万円、数十万円かかるECカートシステムも珍しくありませんので、価格的には圧倒的にShopifyは優れています。

私の場合、厳密には商品保管・出荷代行サービス(LogimoPro)と出荷自動連携サービス(シッピーノ)を利用してるので、上記に加えて2万円程度は掛かっています。それでも合わせて3万円程度です。

副業だったとしても運営可能なコスト感では無いでしょうか。

Shopifyの強み

繰り返しにはなりますが、Shopifyの強みはShopifyアプリによる拡張性です。
ストアのニーズに合わせて様々なアプリの検証と分析が出来るので、まさに「自社にとっての最適なECサイト作り」を目指すことが出来ます。

まだまだ書き足りないくらいですが、今回はこの辺で(笑)

今後ともShopifyの情報をアウトプットできるよう、私も精進してまいります!

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