呉 達人
Shopify新規構築をはじめ、自社EC・Amazon・楽天市場・クラウドファンディングを活用した総合的なEC運営支援に取り組んでいます。
変化の激しい時代の中でShopifyの進化も止まりません。最新情報をキャッチアップしながらも本当に売上アップに必要な選択肢をご提供できるよう精進していきます。
今年の1月9日に『【2024年版】Shopifyの始め方 料金プラン一覧と違い 標準機能について』という記事で、2024年1月時点でのShopify料金プランについてご紹介しました。
今回は更に各プランを深堀りしたいのですが、まず最初に、約1カ月前の記事から大きな変更点があります。
例えばベーシックプランにおいてスタッフアカウントが追加できない、という仕様になりました。
どのタイミングなのか明確なリリース情報などはありませんが、恐らく、この2月前後と思われます。
従来は2名まで追加できたスタッフアカウント。
これからShopifyで新規構築するストアに関して、スタッフアカウントは追加できないという仕様での利用開始となります。
既に運営している既存ストアは引き続き2名のスタッフアカウントが利用できますので、ご安心ください。
また、最上位プランのShopifyPlusに関しても月額料金の値上げされていたり、新たに「エンタープライズコマース」というプラン(サービス)が追加されていました。
Shopifyはこれまでも不定期ですが料金改定やサービス(機能)の変動が起きていますが、今回もインパクトの大きい変更点があります。
こうした状況を踏まえて、2024年2月最新版のShopifyプラン一覧と、その違いを深堀りしていきたいと思います。
本記事の内容もまた、時間の経過で内容が変わる可能性が高いですので、予めご了承ください。
目次
Shopify料金プラン一覧
2024年2月時点でShopifyプランは全部で7種類となっています。
(キャプチャのためボタンをクリックしても遷移しません)
- ベーシック:月額33ドル(年払い月額換算25ドル)
- スタンダード:月額92ドル(年払い月額換算69ドル)
- プレミアム:月額399ドル(年払い月額換算299ドル)
- スターター:月額5ドル
- リテール:月額89ドル(年払い月額換算79ドル)
- Shopify Plus:月額2,300ドルから
- エンタープライズコマース:要問い合わせ
ベーシック・スタンダード・プレミアム・リテールプランは年間一括払いすることで割引が適用され、月額換算を抑えることもできます。
ShopifyPlusとエンタープライズコマース以外の5プランは2024年2月時点で最初の3か月間1ドルで利用可能
それぞれ金額に応じて使える内容も異なりますので、その違いを整理していきます。
主な3プラン
まず最初に多くのマーチャント(EC運営事業者)が利用しているメイン的な3プランから見ていきます。
ベーシックプラン
月額33ドルまたは年間一括払いすれば月額25ドル換算となるShopifyベーシックプラン。
他プランとの主な違いはクレジットカード決済手数料の違いがあります。
- クレジットカード(VISA・MASTER)手数料:3.55% + 0円
- JCB手数料:3.55% + 0円
- AMEX手数料:3.9% + 0円
- 海外クレジットカード手数料:3.9% + 0円
- Shopifyペイメントを使用しない場合の外部サービス取引手数料:2%
従来は「スタッフアカウントの追加上限が2人分」と「レポート機能が限定されていた」のがベーシックプランと他プランとの違いでした。
それが2024年2月時点でスタッフアカウントは追加不可となり、逆にレポート機能はスタンダードと同様になったため、プラスとマイナス面の両方があります。
また、これも大きな変更点ですが決済手数料の最低ラインが3.55%になりました。
従来は3.4%だったので0.15%の引き上げとなります。
それ以外の主な標準機能をはじめ、Shopifyメール・ShopifyFlowといったShopify公式アプリ(機能)はスタンダード・プレミアムと同様に利用できます。
つまりベーシックプランを選択するかどうかの基準は「スタッフアカウントが必要かどうか」と「カード決済手数料」この2点が主な焦点になります。
なお、この3プランに共通する主な標準機能は以下の通りです。
- オンラインストア(テーマカスタマイズなど)
- 各種管理(注文・商品・顧客)
- メタフィールド(メタオブジェクト)
- ストア分析(レポート)
- マーケティング
- ディスカウント
- 販売チャネル
- 各種設定
- POS
Shopifyレポート(ストア分析)
2024年2月現在、ベーシック以上の全プランにおいて同じレポート機能が使えるようになりました。
つまりベーシックでも閲覧できる項目が従来のスタンダードと同様に拡充されました。
プレミアムとPlusにすれば更に細かいカスタマイズも可能となりますが、閲覧できる項目自体は共通なので、その違いは実質なくなりました。
ベーシックプランがオススメのマーチャント
- 1名もしくは2~3名程度で運営している
- 月商30万円程度(※)
※月商は決済手数料との兼ね合いになりますが、事業者によって原価率や利益率が異なるので、あくまでも目安です。また実際に消費者がよく利用する決済方法によっても決済手数料の負担額は変わってきますので、自社の傾向に合わせて実際に計算してみてください。
スタンダードプラン
月額92ドルまたは年間一括払いすれば月額69ドル換算となるShopifyのスタンダードプラン。
他プランとの主な違いは以下の通りです。
- クレジットカード(VISA・MASTER)手数料:3.4% + 0円
- JCB手数料:3.4% + 0円
- AMEX手数料:3.85% + 0円
- 海外クレジットカード手数料:3.85% + 0円
- Shopifyペイメントを使用しない場合の外部サービス取引手数料:1%
- 5人分のスタッフアカウント
スタッフアカウント
Shopifyのスタッフアカウントとは、ストアオーナー(料金プランの支払いをするクレジットカード所有者とほぼ同義)以外に特定の操作権限を付与して追加できるアカウントのことです。
ストアオーナーは全機能の操作権限があるのに対して、例えば注文・商品・顧客管理の機能だけを操作できるアカウントを追加する、といった運用ができます。
もちろんスタッフアカウントに全権限を付与することもできます。
オーナー以外に現場で作業や操作する方が別にいらっしゃり、アカウントを分けたい場合は有効です。
前述の通りベーシックプランでの2名分が撤廃されたため、実質、スタンダードプランは5名までの担当者がEC運営に携わる体制が取れる規模の企業や組織向けのプランとなりました。
また、仮にスタッフアカウントが不要であっても、一定の売上がある場合は決済手数料と月額費の兼ね合いで、スタンダードの方がお得(ランニングコストを抑えられる)可能性もあります。
この辺りはシンプルに計算してみれば分かりますので、確認してみてください。
私たちのようなShopifyパートナー(エキスパート・Plusパートナー)は専用アカウントを保有しており、ストアにアクセスする権限は「コラボレーター」と呼ばれています。
コラボレーターの招待にスタッフアカウントの上限はカウントされないため、Shopifyパートナーであれば気にせず追加できます。
スタンダードプランがオススメのマーチャント
- 3~5名程度で役割分担しながら運営している
- 月商100万円以上(※)
※月商は決済手数料との兼ね合いになりますが、事業者によって原価率や利益率が異なるので、あくまでも目安です。また実際に消費者がよく利用する決済方法によっても決済手数料の負担額は変わってきますので、自社の傾向に合わせて実際に計算してみてください。
プレミアムプラン
月額399ドルまたは年間一括払いすれば月額299ドル換算となるShopifyのプレミアムプラン。
他プランとの主な違いは以下の通りです。
- クレジットカード(VISA・MASTER)手数料:3.25% + 0円
- JCB手数料:3.25% + 0円
- AMEX手数料:3.8% + 0円
- 海外クレジットカード手数料:3.8% + 0円
- Shopifyペイメントを使用しない場合の外部サービス取引手数料:0.6%
- 15人分のスタッフアカウント
- チェックアウトのキャパシティが大きい
- カスタムレポート
- 外部サービスの計算済み配送料
- チェックアウト時に関税と輸入税を見積もって徴収
主な3プランの中では最も高額となりますので、スタンダードと比較しても使える機能が増えます。
スタッフアカウントの上限が大幅に増え、決済手数料もベーシックと比較すれば0.3%減るのはインパクトが大きいですね。
「チェックアウトのキャパシティが大きい」というのは短時間に大量の注文が集中した際に処理できる容量が増えるということ。
例えばテレビやYouTubeなどで紹介され、短時間で大量のアクセスと注文が発生した場合、ベーシック・スタンダードでも処理はできますが、プレミアムの方がより早く(優先的に)処理できるイメージです。
いずれにしてもコンスタントに月商数百万円以上を計上でき、10名前後など運営体制の規模も大きいストア(事業者)向けプランと言えます。
プレミアムプランがオススメのマーチャント
- 10名前後で役割分担しながら運営している
- 月商500万円以上(※)
※月商は決済手数料との兼ね合いになりますが、事業者によって原価率や利益率が異なるので、あくまでも目安です。また実際に消費者がよく利用する決済方法によっても決済手数料の負担額は変わってきますので、自社の傾向に合わせて実際に計算してみてください。
目的を絞ったプラン
主な3プランのほかに、目的を絞った(機能が限定された)プランもあります。
この辺りの柔軟性を兼ね備えているのもShopifyの強みと言えますね。
スタータープラン
月額5ドルのShopifyスタータープラン。
他プランとの主な違いは以下の通りです。
- オンラインストア機能がない
- Shopifyペイメント手数料:5%
Shopifyスタータープラン最大の違いであり特徴は「オンラインストア機能がない」こと。
つまり一般的なトップページ、商品ページ、会社概要ページ、などを持ったECサイトは構築できません。
一方で、商品登録は無制限にできるため、登録した商品の商品ページをSNSやメールなど他の媒体(プラットフォーム)でリンク共有することで集客ができます。
決済は他のプランと同様にShopifyのチェックアウト機能が使えるため、SNSを中心に顧客とのコミュニケーション設計ができている、あるいはそれを強みにしたいストアに最適なプランです。
本格的にECサイトを構えたくなったらベーシックなどにアップグレードすれば登録した商品や過去の注文データなどはすべて引き継げるので安心です。
月額費が安い分だけ機能は限定されており、Shopifyペイメントの決済手数料も5%と少し高めですが、プラン名の通り、ミニマムで立ち上げたいマーチャント(事業者)向けプランといえます。
スタータープランがオススメのマーチャント
- 個人で運営している
- とにかくランニングコストを抑えたい
- 立ち上げたばかりで売上の見通しが分からない
- SNSやメールマガジンなどの媒体で一定のフォロワー数を獲得している
リテールプラン
月額89ドルまたは年間一括払いすれば月額79ドル換算となるShopifyのリテールプラン。
他プランとの主な違いは以下の通りです。
- POS Proロケーション1つを含む
実店舗を運営している、あるいはECサイトと同時に立ち上げるといったストア向けのリテールプラン。
Shopifyは実店舗で利用できるPOSシステムも充実しています。
ベーシック・スタンダード・プレミアムではPOS Liteが利用できますが、より機能が充実した「POS Pro」を利用するには1ロケーション(1店舗)ごとに月額89ドルが加算されます。
一方でリテールプランなら「POS Pro」が1ロケーション(1店舗)分は含まれています。
実店舗を中心にECサイトも活用して運営したい場合はリテールプランがオススメです。
※リテールプランでも更にロケーション(店舗)を増やす場合は1ロケーションごとに月額89ドルが発生します
POS Proとは?
ShopifyではPOSシステムとして「POS Lite」と「POS Pro」の2種類を提供しています。
どちらもスマートフォンやタブレット端末で利用でき、決済端末を導入すればお店での決済システムとなります。
「POS Lite」はベーシック・スタンダード・プレミアムプランでも利用できます。
「POS Pro」も同様に上記3プランで利用自体は可能ですが、1店舗ごとに月額89ドルかかります。
ECサイトよりも実店舗を中心に運営したい、している場合は主な3プランよりもリテールプランにした方が、最初から「POS Pro」を使えるので合理的です。
「POS Pro」とはLiteよりも多くの機能が活用できるため、店舗での売上分析・在庫管理・顧客管理・販売戦略などに役立ちます。
主な「POS Pro」で使える機能は以下の通りです。
※それぞれ使う使わないは運営者によって判断が分かれるとは思います
※Shopify公式サイトより一部抜粋
店舗受取
店舗受取の注文もShopify POSから直接管理し、フルフィルメント(出荷)できます。
オンラインで購入、店舗で交換・返品
オンラインや別のロケーションでの購入であっても商品の交換を受け付けることができ、在庫情報も即座にアップデートされます。
需要予測
最近の商品パフォーマンスやシーズンに応じた発注提案を得られます。
在庫転送
他のロケーションに在庫転送を依頼し、商品の入出庫を追跡します。
低在庫レポート
現在の販売率や各販売元のリードタイムに応じて、在庫が少なくなった際に警告を受け取ることができます。
セール商品の提案
セール提案ページを使って、売れ行きの良くない商品を把握し、滞留在庫を現金化してキャッシュフローを改善できます。
在庫分析
どの商品を再注文すべきか、またどの商品が貴重な保管場所やコストを浪費しているのかを、在庫パフォーマンス評価システムで判断できます。
在庫数
バーコードスキャナーを使って、ストアの実在庫と記録を照合できます。
入荷記録
バーコードスキャナーを使って、受注数に対する正確な在庫数を把握できます。
詳細な在庫レポート
ロケーションや在庫に関するレポートを参考に、傾向を把握し、確信をもって計画を立てることができます。
マネージャーの承認
スタッフがディスカウントの適用や税の編集などのアクションを行う際に、どのタイミングでマネージャーの承認が必要になるかを指定できます。
無制限のPOSスタッフ数
管理画面へのアクセス権をもたず、POSのみにアクセスできるスタッフを追加・管理できます。
POSスタッフの役割と権限
ストアスタッフが適切な権限を持てるように、カスタムの役割を付与できます。
スタッフごとの販売実績
販売をスタッフごとに分類して、誰が何を何個販売しているのかが可視化されます。
印刷用領収書のカスタマイズ
印刷版レシートにウェブサイトのURL、営業時間、プロモーション、ポリシーを加えてカスタマイズできます。
日別販売レポート
POSアプリで生成される日次レポートから販売、商品、スタッフのパフォーマンスを確認できるので、詳細なインサイトや情報に基づいて意思決定を行うことができます。
ShopifyPOSはiPadなどのタブレットを利用すればPOS端末(レジ)になりますが、2024年2月時点で決済端末が日本では提供されていません。決済端末は別サービス(スクエアなど)を導入する必要があります。
リテールプランがオススメのマーチャント
- 実店舗をメインに運営している
- 実店舗とECを連動させたい
大規模企業向けプラン
最後にご紹介する2プランは年商規模が「億」単位に達している、もしくは達する可能性が高いストア(企業)向けのプランです。
必須条件ではありませんが上場しているくらいの規模感がイメージしやすいです。
他プランとの最大の違いは、事前にShopify本体またはShopifyPlusパートナーに相談のうえ、手続きを進めていく点です。
※他プランは特に事前の相談や審査などはなく、マーチャント自身が手続きすれば利用開始できます。
Shopify Plusプラン
月額2,300ドルから、企業やストアの規模によって金額が異なるため詳細は問い合わせが必要なShopify Plus。
※従来は2,000ドルからでしたが、2024年2月に値上げとなりました。
他プランとの主な違いは以下の通りです。
- チェックアウト画面がカスタマイズ可能
- plus専用機能(BtoBなど)利用可能
- 構築前から構築後の運営までShopify本体の担当者が付く
- 各種パフォーマンスが最高峰(最優先ともいえます)
Shopifyのあらゆる機能が惜しみなく利用できるShopify Plus。
Plusプランでしか利用できない機能や、Shopify本体の担当者が専属で付いてくれるなど、まさに月額2,300ドル以上にふさわしい充実の内容。
Shopify Plus導入企業はFrancrfranc(フランフラン)、味の素、亀田製菓、SEIKOがShopifyから公表されています。
一方で、前述の通りShopify Plusは料金を払えば誰でも使えるわけではありません。
ECサイト単体の年商が1億円を超えている、もしくは企業として年商数億円を超えているなど、条件があります。
(詳細は打ち合わせにてShopify本体の担当者から説明があるので、年商額はあくまでも目安です)
導入を検討する際は、ShopifyまたはShopifyPlusパートナーに相談する必要があります。
最初からShopify Plusを導入してECサイトを構築するケースもありますが、すでにShopifyの他プランで運営しており、事業拡大に伴いPlusプランへ移行するケースもあります。
いずれにしても年商が億単位になっている、あるいはその可能性が高い事業者向けです。
エンタープライズコマース
最後は「エンタープライズコマース」プラン。
こちらは前回の記事を書いた2023年1月時点では発表されていなかったと思われます。
恐らく今回の各種プラン改定・値上げと一緒に発表されたプランです。
Shopify公式ページには「カスタム価格設定」とあるぐらいなので、Plusプランよりも更に企業のニーズに合わせて設計できるようです。
とはいえ詳細が分からないため、検討される場合はShopifyに問い合わせいただくのが早そうです。
いずれにしても、Plusプラン同様の企業規模向けと言えます。
プラン選びで迷ったらベーシックから
私自身も、よくどのプランを選べばいいか相談をいただきます。
今回ご紹介した要点は同じようにお伝えしていますが、どうしても迷う場合はベーシックプランから始めるのがオススメです。
Shopifyは企業規模に応じて幅広いプランを用意しています。
どのプランから始めても例えば商品情報や注文情報、顧客管理などはすべて引き継がれます。
アップグレードだけでなく、ダウングレードも可能です。
その分の差額も当然返金されますので、とにかく「使いながら最適なプランを見つけていく」のがオススメです。
ベーシックプランでは機能的に物足りない、制約があると感じたらスタンダードへ。
スタンダードよりも更に決済手数料を下げたほうがランニングコストが抑えられるならプレミアムへ。
越境向けの関税などの計算機能が使いたければプレミアム。
企業として年商数億円以上の規模、もしくはEC単体で年商1億円以上ならPlus。
このようなイメージで、まさに個人事業主から上場企業まで全ての事業者が利用できるECカートシステムは他にありません。
他ECカートシステムからの移行前提は非推奨
例えば最初はBASEを利用して、規模が大きくなったらShopifyに移行したい、というご相談もよくあります。
私としては、このパターンはオススメできません。
ECカートシステムの移行は大変な作業で、場合によっては情報が消えてしまうなどトラブルも発生しやすくなります。
Shopifyを利用する最大のメリットは前述の通り、個人事業主から上場企業まで同じシステムを使えることです。
最初から副業、サイドビジネスと割り切って成長・規模の拡大は求めないなら他のカートシステムでも良いと思いますが、事業として成長を目指すなら最初からShopifyにするのがオススメです。
その中で、フェーズに応じてプランを変更していけばいいのです。
それでもプラン選びに迷ったり、他ECカートシステムと検討している場合はお気軽にご相談ください。