呉 達人
Shopify新規構築をはじめ、自社EC・Amazon・楽天市場・クラウドファンディングを活用した総合的なEC運営支援に取り組んでいます。
Shopify(ショッピファイ)とSNSは相性が良く、SNSも立派な販売プラットフォームとして活用できます。
今や大手ECモールの口コミ(レビュー)よりも実際に使っている人のSNS投稿、コメントの方がリアリティがあって購入に繋がる可能性が高いとさえ言われています。
特に主なSNSの中でもShopifyと相性が良いのはInstagram。
最大の理由は「販売チャネル」としてInstagramアカウントと連携することでShopifyで販売している商品をそのままInstagramでもリンクできるためです。
写真映えする商品であればあるほど相性は良く、Instagramだけで売上を伸ばしているブランドも珍しくありません。
こうしたInstagramの情報を表示するアプリは複数ありますが、中でも特定のハッシュタグ検索して投稿をチョイスできるオススメShopifyアプリをご紹介します。
それが日本の開発会社がリリース、運営している『PhotoHero』です。
目次
PhotoHeroとは?
PhotoHeroはInstagramにおける特定のハッシュタグ検索して投稿を商品ページなどに表示できるShopifyアプリです。
Instagramアカウントを連携して自社アカウントのフィードを表示させるShopifyアプリはありますが、PhotoHeroならユーザーが投稿した内容を選んで表示できます。
実際に商品を購入した人や使ってみた人のリアルな投稿ですので、例えば商品ページに表示することで、これから購入を検討している人にとっては役立つ情報となります。
Instagramでブランド独自のハッシュタグが増えれば増えるほど独自の世界観をユーザーと共有することが出来ます。
実際の使い方、設定方法も見ていきましょう。
専用コードを追加
アプリをインストールしたら最初に専用コードをストアに追加します。
「Help」をクリックするとコードが表示されますので、このコードをコピーします。
今回は商品詳細ページの商品説明文パーツの下あたりに表示させたいと思います。
テーマのコード編集で該当箇所にコードを貼り付けます。
テーマによってコードの内容は異なります。実際に使っているテーマの「product-template.liquid」を確認ください。
ハッシュタグ検索
次に表示させたい投稿のハッシュタグをPhotoHero管理画面で検索します。
ハッシュタグがヒットすると下記のように表示されます。
投稿数が少ないハッシュタグだと表示されない場合もありますので、ブランド独自のハッシュタグを作った場合は投稿数がある程度たまってから利用するのがオススメです。
投稿と商品を指定
実際に表示させたい投稿を選択し、どの商品ページに表示させるかも指定できます。
商品ページ情報は実際に登録している商品情報と紐づいているので便利です。
複数選択もできるので特定のカテゴリーや全商品を指定する等も可能です。
商品ページで表示確認
操作はこれだけです。実際にコードを追加した箇所に表示されるか確認してみましょう。
このように問題なく選択した投稿が表示されていればOKです。
まとめ
アカウントに投稿した内容を一覧表示させる機能はよくありますが、ユーザーが投稿した内容を選択して表示できる機能は画期的です。
表示したい商品ページも制御できるので、より関連性の高い内容を管理・運営できます。
コードを追加する作業はありますがとてもシンプルな管理画面なので使いやすい設計となっています。
売上に対してこのアプリそのものが貢献するというよりはストア(ブランド)としてInstagramでの投稿を誘発する施策や取り組みが必要なので4にしましたが、ある程度投稿数が増えてくれば購入を検討している人にとっては重要な情報になるでしょう。
ブランド独自のハッシュタグを増やせばより信頼性も増してくるので中長期的に活用していきたいアプリです。
料金は無料で利用できるのでありがたい限りです。
また日本の開発会社さんが運営されているので問い合わせも日本語で可能です。
Instagramでの露出を増やして売上UPに繋げましょう!
ご紹介したShopifyアプリの価格や機能、レビュー状況は記事公開時の情報です。サービス自体の有無も含めて時間が経過すると変化します。最新情報はShopifyアプリストアの各アプリページをご確認ください。