呉 達人
Shopify新規構築をはじめ、自社EC・Amazon・楽天市場・クラウドファンディングを活用した総合的なEC運営支援に取り組んでいます。
今回はネットショップ運営に欠かせない物流業務の効率化について。
国内向けの配送効率化Shopifyアプリをご紹介します。
目次
配送マネージャーとは?
配送マネージャーは配送伝票の出力や追跡番号の自動通知ができる物流効率化のShopifyアプリです。
Shopifyアプリ『配送マネージャー』は以前に公開されていた「UchuyaShippingCoorperaytion」が2021年10月に廃止となり、変わってリブランディングとUchuyaの機能をバージョンアップさせたShopifyアプリとなっています。
日本企業が開発・提供しているので日本語対応しているのはもちろん、日本国内の配送業者に対応しています。
配送マネージャーの機能・できること
Shopifyアプリ『配送マネージャー』の機能、できることをみてみましょう。
無料と有料プランの2種類ありますが、有料プランだと全ての機能が利用できます。
配送日時の指定
ネットショップの多くで要望がある配送日時指定。
残念ながらShopifyでは標準機能として実装されていないため、カスタマイズもしくはアプリの導入が必要になります。
『配送マネージャー』を使うことで配送日付指定の機能が簡単に実装できます。
またショップの営業日(休日)の設定もできるので、お客様に対して出荷や営業の案内がしやすくなるといえます。
※無料プランのため暗くなっています
配送伝票に連携できるCSV出力
ヤマト運輸、佐川急便、日本郵政のフォーマットに合う配送伝票の連携が可能です。
事前に依頼主情報を登録しておくことで、あとは出荷時に実際のお客様情報を取り込んでCSV出力ができます。
このCSVを利用する配送事業者のシステムに取り込めば簡単に伝票が発行できるという流れです。
件数が増えれば増えるほど効率化に繋がるシステムといえますね。
追跡番号の反映
「追跡番号アップロード」によって、各社から発行された出荷情報を取り込み、自動処理してくれます。
出荷通知の自動処理だけなら無料アプリの「MassFulfill」もありますが、日本語対応かつ国内配送事業者に対応している点で優れているといえます。
こちらも効率化になることは言うまでもありません。
まとめ
物流効率化アプリなので直接売上に貢献するものではありませんが、業務効率化によって利益には貢献することでしょう。
何と言っても国産Shopifyアプリなので使いやすく、サポートも日本語なので安心して利用できます。
料金も良心的といえますので、物流効率化をするなら導入オススメのアプリといえます。
過去に何度か記事にしていますが、物流効率化はショップ運営において重要な要素です。
意外と見落としがちで、マーケティング周りに目が行きがちですが、物流効率化はある程度の売上が立って来たら最初に着手すべきです。
逆に後回しにして突然出荷量が増えると、トラブルにもなりかねません。
ぜひ検討していただければと思います。
ご紹介したShopifyアプリの価格や機能、レビュー状況は記事公開時の情報です。サービス自体の有無も含めて時間が経過すると変化します。最新情報はShopifyアプリストアの各アプリページをご確認ください。